本皮革ボタンについて
長らくご無沙汰していましたら、もうすぐ12月
今年もいよいよラストスパート
冬本番といえば、コートですね。
そこでコートのボタンといえば
●本水牛ボタン
と
●本皮革ボタン
今回はこの本皮革ボタンについていろいろお話していきます。
★そもそも本皮革ボタンって何の皮??と思われるかと思いますが、
一般には牛革が使われます。
(結構上質の皮をつかうんです)
その皮をなめして(漢字で、鞣)、均一の厚みに柔らかくしていきます。
漢字の鞣は、革が柔らかいと書きますもんね。
その工程で、皮から革に生まれ変わります。
その革を、短冊状に切り、編んでいき、プレス加工をして形をつくります。
今までの作業をすべて職人の手加工にて行います。(素晴らしい日本の職人さん!!)
★洋服についている皮革ボタンの注意点はご存知ですか??
①これは絶対にダメ→水洗いすれば革が固くなり変形します。必ず取り外してください
(ドライも基本不可です)
②ブロックなどの凸凹面に触れない→塗装が剥げる要因第一位!!
③セロテープなどにも注意!!
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①の失敗は修復できません(´;ω;`)→今すぐ釦工房で購入してください。
②、③の軽傷なら修復可能→必殺技を伝授いたします。
それは、油性のマジックを塗ること!!!!!
基本皮革ボタンの塗装にはラッカー系を使うので、油性マジックで補修OK
あっ、しまった。こんな事を教えると、ボタン売れなくなるかも・・・・・・