【衝撃事実】 貝ボタンは割れない??
【貝ボタンはやはり割れやすいですよね~】
ってよくお客様に聞かれます。
他のWEBサイトでは、いとも簡単に割れるとか、電車のドアに当たっただけで割れるとか書いて有ります(@_@)
大声で叫びたい
『当店の貝ボタンは全くそんなことはないです!!!!』
ではなぜすぐに割れると皆さまが思うのか?
※1 非常に安い貝ボタンを買ってしまった
これは、まぁ安いから品質が悪いのは仕方ないのですが・・・・
(安い肉は固くまずいと同じような事かもしれません)
安い貝ボタンは、薄い事が多いです。
当店では小さなボタンも1.8mmの厚みが標準です。
1.8mmの製品での厚みですので、貝をくり抜いた時にはもっともっと厚みがあります。
それを真っ平らな均等な厚みにします(これを摺り場といいます)
凸凹している貝を真っ平らにすると非常に薄くなってしまします。
そこで、裏面をあまり加工しないで、厚みがあるように見せる方法??(裏技?)があります。
①、②の高瀬貝ボタンがあります、上から見る限りでは、あまり違いが分かりません。
これを横(厚み部分)から見ると一目瞭然
使い古したノギスですみません(^^;)
①の裏面は非常に凸凹しています。
スキマで向こうが見えています。
凸凹のままで厚み1.8mm
薄い部分に力が加わると、どうなるでしょう~
②の裏表真っ平らにしたボタンも厚み1.8mmあります。
どの部分を計っても1.8mmの厚み
同じ1.8mmの厚みでもこのような違いがございます。
この違いでボタンの強度が大きく変わります。
厚みと、裏面にご注意ください。
※2 貝は、何層にもなって形成されております。もちろんボタンに加工しても同じ。
見えないところで、層の部分が剥がれたりしているボタンは、非常に割れやすくなります。
貝の年齢、ボタンとしてくり抜く際の貝殻の抜き場所によりそれが、ある程度わかります。
そのような貝は非常に丁寧な加工が要求されます。
結論:高品質の貝ボタンはそんなに注意しなくても簡単には割れない
(でもポリエステルボタンより割れやすいのも事実ですので、ご注意ください)
貝ボタンをお買い求めする際は、
価格だけではなく品質に見合った価格かどうかをご確認ください