2015年11月

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長らくご無沙汰していましたら、もうすぐ12月

今年もいよいよラストスパート

 

冬本番といえば、コートですね。

そこでコートのボタンといえば

●本水牛ボタン

●本皮革ボタン

今回はこの本皮革ボタンについていろいろお話していきます。

 

そもそも本皮革ボタンって何の皮??と思われるかと思いますが、

一般には牛革が使われます。

(結構上質の皮をつかうんです)

その皮をなめして(漢字で、鞣)、均一の厚みに柔らかくしていきます。

漢字の鞣は、革が柔らかいと書きますもんね。

 

その工程で、皮から革に生まれ変わります。

 

その革を、短冊状に切り、編んでいき、プレス加工をして形をつくります。

今までの作業をすべて職人の手加工にて行います。(素晴らしい日本の職人さん!!)

 

洋服についている皮革ボタンの注意点はご存知ですか??

①これは絶対にダメ→水洗いすれば革が固くなり変形します。必ず取り外してください

(ドライも基本不可です)

②ブロックなどの凸凹面に触れない→塗装が剥げる要因第一位!!

③セロテープなどにも注意!!

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①の失敗は修復できません(´;ω;`)→今すぐ釦工房で購入してください。

②、③の軽傷なら修復可能→必殺技を伝授いたします。

それは、油性のマジックを塗ること!!!!!

基本皮革ボタンの塗装にはラッカー系を使うので、油性マジックで補修OK

 

あっ、しまった。こんな事を教えると、ボタン売れなくなるかも・・・・・・